GEHがTVA社から定期検査業務を受注

設備納入メーカーとしてブラウンズフェリー原子力発電所の定期検査を受託

【ノースカロライナ州ウィルミントン-2015年12月3日】 -GE日立ニュークリア・エナジー(以下、GEH)は、Tennessee Valley Authority(以下、TVA社)からブラウンズフェリー原子力発電所の1号機、2号機および3号機における定期検査業務を受注しました。

総額7千万ドルを超える今回の契約において、GEHはアラバマ州ディケータにあるブラウンズフェリー原子力発電所で、燃料交換フロアおよび原子炉下部における制御棒駆動装置の機構交換などの定期検査業務を担当します。

「エンジニアリングやサービスにおける高い専門性や先進的なツールと技能の提供、経験豊かな定期検査作業員の派遣などを通して、ブラウンズフェリー原子力発電所の安全かつ安心な運転に我々が貢献できることを喜ばしく思っています。」とGEHの燃料およびサービス部門取締役副社長であるランス・ホールは述べています。

今回の契約は2020年までの3年間となっており、各号機に対して3回ずつ、計9回の定期検査業務を行います。

ブラウンズフェリー原子力発電所にある3基のGE製BWR型原子炉は、排出ガスを伴わずに、合計で最大3,300メガワットの電力を発電します。これは、TVA社の総発電設備容量の10%に相当し、200万世帯以上の需要を満たします。

GE日立ニュークリア・エナジー(GEH)について

米国ノースカロライナ州ウィルミントンに拠点を置くGEHは、先進の原子炉および原子炉関連のサービスを提供する世界有数の企業です。GEHは、2007年6月にGEと日立製作所の原子力分野の事業提携により設立されました。原子力分野における新たな提携関係の締結により、GEと日立製作所は統一の戦略的なビジョンを掲げ、より広範なソリューションを提供するとともに、原子炉の新設や原子力関連サービスを提供する機会を拡大していきます。この提携関係は、世界中のお客さまに原子炉の性能、出力、および安全性の向上を実現するために必要な技術的リーダーシップを提供します。

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