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Hitachi

日立原子力情報

使用済燃料の搬出(2005年10月)

(株)日立製作所原子力事業統括本部王禅寺センタでは、2005年10月に日立教育訓練用原子炉(略称HTR)で保管していた全ての使用済み燃料を搬出しました。
HTRは、1962年に運転開始し約15年の運転の後、1975年に運転を停止して翌年4月までに主要施設を解体し、使用済燃料および解体廃棄物(ドラム缶封入)を保管してきました。使用済燃料の搬出に伴い、今後は解体廃棄物を保管して参ります。

廃止措置計画の認可(2007年4月)

2004年の原子炉等規制法の改正を受け、HTRでは2006年5月に廃止措置計画の認可申請を行い、2007年4月廃止措置計画が認可されました。この計画の骨子は、今後RI・研究炉用の放射性廃棄物の処理・処分方策が明確になった時点で、保管中のドラム缶を搬出するとともに、さらに原子炉建屋等を解体・撤去して更地に戻す計画です。

耐震安全性の評価報告書提出(2007年6月)

「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」の改定を踏まえ、試験研究炉のHTRでも耐震安全性評価を実施し、その報告書を2007年6月文部科学省に提出しました。HTRでは全ての使用済燃料が搬出済みであり、かつ主要原子炉施設は解体済みであることより、原子炉施設の安全確保にとって重要な停止、冷却機能の必要がありません。また、保管中の放射性物質がドラム缶に密閉保管されかつ微量であることより、想定すべき大地震時にも周辺環境に与える影響は十分小さいことを確認しました。

王禅寺センタ今昔物語

HTR外観と炉心のチェレンコフ光

日立教育訓練用原子炉(HTR:Hitachi Training Reactor)は、我が国の原子力黎明期において日立グループの総力を結集して設計・製作・建設・運転を実施した純国産研究炉です。
HTRは、国産1号炉であるJRR-3の建設を追い越して初臨界を達成したため、当時の新聞では「国産零号炉」の誕生と賞賛されました。HTRは、軽水炉が持つ固有の安全性(ドップラー効果)の実験的検証、国内初の脳腫瘍治療照射、技術者の教育訓練などの輝かしい成果を挙げ、研究炉のパイオニアとして貢献しました。

詳細については、日本原子力学会誌2011年1月号に掲載されておりますので参照ください。

原子力の日について

わが国では、10月26日を「原子力の日」と定め、毎年この日を中心として広く国民一般に対して原子力についての理解と認識を深める行事を行い、わが国の原子力平和利用の発展に寄与することとしています。

画像 東京原子力産業会

「TAIC」は我が国の原子力発展に貢献する企業グループです。
Tokyo atomic industrial consortium