あれ?異常がなくても修理や取替をするんですね。
定期検査時には、点検・調整の他に修理、取替や改造が行われることがあります。
修理、取替や改造には、分解点検や検査の結果、異常が発見された場合に行うもの、経年対策で行うもの、国内外の発電所で発生または発見された事故・故障の再発防止対策として行うもの、最新技術を導入するために行うものなどがあります。
分解点検や検査の結果、異常が発見された場合は、異常の程度に応じて修理または改造を行います。
長年の使用によって異常の発生が懸念されるものについては、予防保全計画に基づいて修理、取替を行い、異常の未然防止に努めています。
国内外の他発電所の事故・故障の発生状況・原因・対策などについて検討し、設備の取替改造を行います。
工業界の技術進歩を調査し、原子力発電所への適用の可能性を検討しています。信頼性が十分確認されたものについては導入することとし、必要な改造を行っています。