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Hitachi GE

改良型BWR(ABWR)は、従来のBWRの運転経験に基づく改善と、世界のBWRの実績ある最先端の技術を結集して、安全性、運転性、経済性の向上などを目指して開発されたものです。世界初のABWRである東京電力株式会社柏崎刈羽原子力発電所第6号機、そして第7号機が運転を開始しています。さらに、北陸電力株式会社志賀原子力発電所2号機、中部電力株式会社浜岡原子力発電所5号機もABWRを採用しております。 また、中国電力株式会社島根原子力発電所3号機と電源開発株式会社大間原子力発電所が現在ABWRを建設中です。
ABWRでは、原子炉内の冷却材を循環させるポンプを原子炉圧力容器内に取り込んだインターナルポンプ、原子炉出力の制御を行う制御棒を出し入れする改良型制御棒駆動機構、建屋一体型鉄筋コンクリート製格納容器などを採用しています。