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GE日立ニュークリア・エナジーと米フロー社はフィンランドの原子力技術を活用するために、現地でサプライヤー・カンファレンスを開催

【フィンランド ヘルシンキ 2012年5月24日】GE日立ニュークリア・エナジー(GEH)と米国のエンジニアリング企業であるフロー(Fluor Corporation)は、本日、フィンランド西岸に建設されるオルキルオト原子力発電所4号機(OL4)プロジェクトにおけるフィンランドの現地サプライヤー企業との協業の可能性を検討するため、サプライヤー・カンファレンスを開催しました。

GEHとフローは、OL4プロジェクトに向けて、フィンランドまたグローバルでの今後のプロジェクトにおけるサプライチェーン構築をめざしています。また、原子力技術を有するフィンランドの地元企業で構成されている組合のフィンニュークリアー(FinNuclear)とGEH、ならびにフローがパートナー関係を構築していくことが本日の会議の目的です。5月25日には、フィンニュークリアーがGEHおよびフローを、OL4現地近傍の案内をする予定であり、ラウマ(Rauma)やポリ(Pori)、ユーラヨキ(Eurajoki)といった各地域の状況を視察し、新規プロジェクトにおける協業の可能性や提供できるサービスなどを確認します。

さらにGEHは、フィンランドのサプライチェーンの将来性に関する調査の実施や、今年の夏、米国本社にフィンランド人大学生5名をインターンとして受け入れることを発表しました。

GEHの革新型単純化沸騰水型原子炉(ESBWR)は、世界最高クラスの安全性を誇る業界標準ベースの原子炉で、OL4プロジェクトの入札候補に選定され、今年2月からテオリスーデン・ヴォイマ社(Teollisuuden Voima Oyj (TVO))とESBWRの許認可性フィージビリティ・スタディを実施しています。GEHはフローとパートナーを組み共同で応札の準備をしており、またフィンランドにおける現地ビジネスの拡張を継続しています。本年はじめにGEHは、航空宇宙作業や公益事業など、さまざまな産業分野におけるシステム管理ソフトウェアの安全性を検査・検証するスペース・システム・フィンランド社(Space Systems Finland, Ltd.)と覚書を締結しています。
「フィンニュークリアーは、フィンランドの原子力プロジェクトに限らず、GEHやフローのような企業との協業により、グローバル市場においてサプライチェーンを構築していくための準備を行っています。サプライヤー・カンファレンスは、原子炉サプライヤーとフィンランド企業との対話の始まりとなりました。」と、フィンニュークリアー組合のレーナ・ユルハ(Leena Jylha)取締役は語っています。

「現在4基の運転中原子炉と建設中1基を有しているフィンランドは、大規模プロジェクトの建設経験を自国やグローバルに向けて展開できる環境にあると言えます。本日のサプライヤー・カンファレンスにより、フィンランドの多くの原子力企業が今後、応札をすることを確信しました。また、TVOから求められる技術や工程、ならびに予算を達成する、競争力があり、魅力的で、かつ包括的な提案に向けて、本サプライチェーンが動き出すことを期待しています。」とGEHの国際原子力事業担当副社長のデビット・スレジック(David Sledzik)は述べました。

「プロジェクトの成功の鍵の1つは、最適なサプライヤーおよび下請け業者の選択であり、サプライヤー・カンファレンスに対して、非常に高い関心を持って頂いていることを嬉しく思っています。また、フィンランドのサプライチェーンの実績や経験、製品が、私たちのプロジェクトにとって、有効な手段となることを期待しています。」とフローの原子力運転事業担当取締役のデビット・ブーン(David Boone)述べています。

今年のはじめに、GEのジョン・クレニキ(John Krenicki)CEOは、ヘルシンキの米国大使館でESBWRの模型を前にして、GEHの原子力技術力がフィンランドの低炭素社会や代替エネルギーの拡大に貢献できることを紹介しました。

世界原子力協会によると、フィンランドでは、2010年の電力の28%以上が原子力で供給されており、また2010年7月には国会で、TVOのオルキオルト4プロジェクトを含む2基の新規建設に関して批准しています。

FinNuclearについて

フィンニュークリアー(FinNuclear)は、産業界の組織として設立され、その主目的は、フィンランドにおける原子力のサプライチェーンの発展、拡大への支援で、また、競争力強化、訓練、ネットワーク活動の増強を実施しています。フィンニュークリアーのフィンランドにおける新規原子力発電所プロジェクトに関する活動の重要点は、新規原子炉の建設の原則の批准前に、2010年の夏にフィンランド国会で覚書に参照されています。

フローについて

フロー(Fluor Corporation)は、1912年ジョン・シモン・フロー(John Simon Fluor Sr.)によって設立され、世界各地における非常に困難で複雑なプロジェクトの設計、建設およびメンテナンスを請け負っています。以来、世界において大手エンジニアリングおよび建設会社の1つに成長を遂げてきました。また今年2012年に100周年を迎えています。
現在、6つの大陸に事業拠点を置き、グローバルネットワークを通じて、エンジニアリング、調達、建設、検証、運用、メンテナンスおよびプロジェクト管理の分野で包括的なサービスと世界的に水準の高いノウハウを提供しています。本社はテキサス州にあり、2011年度の売上は234億ドルで、フォーチュン200社にも選出されています。詳細については www.fluor100.com または www.fluor.com をご覧ください。

GE日立ニュークリア・エナジーについて

米国ノースカロライナ州ウィルミントンに拠点を置くGE日立ニュークリア・エナジー(GEH)は、改良型原子炉および原子炉関連のサービスを提供する世界有数の企業です。GEHは、2007年6月にGEと日立製作所の原子力分野の事業提携により設立されました。原子力分野における新たな提携関係の締結により、GEと日立製作所は統一された戦略的なビジョンを掲げ、より広範なソリューションポートフォリオを提供するとともに、原子炉の新設や原子力関連サービスを提供する機会を拡大します。この提携関係は、世界中のお客さまに原子炉の稼働率、出力、および安全性の向上を実現するために必要な技術的リーダーシップを提供します。

以上