GEHがエクセロン・ジェネレーション社のジナ原子力発電所において同社初となる加圧水型原子炉の定期検査業務を完了

GEHとエクセロン・ジェネレーション社が、発電所の歴史上、最短時間および最低線量で定期検査業務を完了

【ノースカロライナ州ウィルミントン-2016年2月1日】 -GE日立ニュークリア・エナジー(以下、GEH)は、このたび、加圧水型原子炉(PWR: Pressurized Water Reactor)施設において初めてとなる定期検査業務を、問題なく完了したことを発表しました。この定期検査業務は、エクセロン・ジェネレーション社(以下、エクセロン社)の協力のもと、ニューヨーク州オンタリオのR.E.ジナ原子力発電所で行われ、作業は安全上の問題や人為的なミスもなく、予算内で、かつ予定より前倒しで完了しました。

「エクセロン社の傑出した努力と相まって、GEHの業務は、予定より26時間も早く完了することができました。これは、ジナ原子力発電所45年の歴史の中で、最短時間での定期検査業務完了という成果となりました。このことは、GEHが、沸騰水型炉原子炉(BWR: Boiling Water Reactor)を採用している電力会社に提供しているものと同等のレベルで、PWRを採用している電力会社にも、プロジェクト管理に必要な専門知識や確かな技術を提供できる能力があることを証明するものです。」とGEHの社長兼CEOであるジェイ・ワイルマンは述べています。

このプロジェクトに任命されたGEHの定期検査チームは、プロジェクト管理や計画策定、監督、燃料移送、原子炉容器の開閉を含む様々なPWRに関するサービスの経験を持ち、メンバーそれぞれの経験年数を合わせると、300年を超えます。さらに、定期検査業務の開始に先立ち、チームメンバーはエクセロン社の社内規定に基づき、エクセロン社施設で訓練を受けました。

「GEHの世界トップレベルのオペレーション技術や作業基準、また経験豊富な技術者のすべてが、今回の記録的な結果を生み出す鍵となりました。GEHとエクセロン社ジナ発電所チームの協力による、素晴らしい成果を祝福します。何よりもまず、今回の成果によって、ニューヨークへクリーンエネルギーをより速やかに再供給する準備に貢献できたことを嬉しく思います。」とGEHのフィールドサービス担当副社長のベス・レモンは述べています。

近年、エクセロン社ジナ発電所チームは、その傑出した努力に対して、「経済協力開発機構(OECD)」および「国際原子力機関(IAEA)」の支援を受け、原子力産業界と行政当局に勤務する専門家の放射線防護に取り組む機関である「職業被ばく情報システム(ISOE)」より、2015年度ワールドクラスALARA優秀賞を授与されました。

PWRは、全世界で稼動している原子炉の約3分の2を占めており、それは1957年にカリフォルニア州バレシートスで商用電力供給網に初めて原子炉を接続したGEHにとって、重要な事業機会です。GEHは、世界中で稼動している60以上のBWRの製造会社として、今日、多くのBWRに対して燃料と関連サービスを提供しています。さらに今後は、PWRに対しても、定期検査の効率を高める高品質なサービスの提供をめざしていきます。

GE日立ニュークリア・エナジー(GEH)について

米国ノースカロライナ州ウィルミントンに拠点を置くGEHは、先進の原子炉および原子炉関連のサービスを提供する世界有数の企業です。GEHは、2007年6月にGEと日立製作所の原子力分野の事業提携により設立されました。原子力分野における新たな提携関係の締結により、GEと日立製作所は統一の戦略的なビジョンを掲げ、より広範なソリューションを提供するとともに、原子炉の新設や原子力関連サービスを提供する機会を拡大していきます。この提携関係は、世界中のお客さまに原子炉の性能、出力、および安全性の向上を実現するために必要な技術的リーダーシップを提供します。

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