原子炉圧力容器構内輸送
船で大切に届いた、この大きなものはなんですか?
これが原子力発電所の心臓部。
原子炉圧力容器です。
大型クローラクレーンによる
原子炉圧力容器吊り込み
細心の注意がはらわれ、原子炉圧力容器(RPV)が運搬船から降ろされた後、この巨大なトレーラーで運ばれます。
所定の場所に到着後、モジュール工法で活躍した大型クローラクレーンで吊り込まれます。
原子炉圧力容器は約840トンの重量がありますが大型クローラクレーンは、最大930トンのものを吊り上げることが可能です。
炉内構造物(シュラウド)吊り込み
原子炉圧力容器が設置された後、その中に炉心シュラウド、炉心支持板、炉内配管などの炉内構造物が据付られています。
また、主要配管のRPVノズルへの取り付け工事も行われます。