すごい!ブロック・モジュール工法がこんなに採用されているんですね。でも、こんなに大きなものを大丈夫なんですか?
壮観でしょう。
コンピュータによる3次元設計シミュレーションで何度も綿密な確認がされているので、大丈夫なんですよ。
また、世界最大級の稼働式大型クローラクレーンを所有していて、なおかつ建設会社と協調しているからできる芸当なんです。
鉄筋コンクリート製原子炉格納容器ライナー
大ブロック(直径29m、高さ36m、重量約410トン)
ブロック・モジュール工法は、建築部材や機器、構造物などを据付現場の隣接地であらかじめ組み、一体化して吊り込み・据付する工法です。大型のクローラクレーンを使用し、重量物を吊り込むことが可能になったことで、複数のブロック・モジュールなどを同時進行で組んでしまうことができ、工程の短縮や現地での作業量が減ったり、よりよい環境での作業をおこなうことが可能になりました。
左:原子炉格納容器内配管・弁・構造物などの大型モジュール(直径23m、重量約650トン)
右:復水ろ過器配管・弁モジュール