エクセロン・ニュークリアとGE日立ニュークリア・エナジーがサービス契約を締結

エクセロン・ニュークリアがイリノイ州、ペンシルバニア州およびニュージャージー州で運営する原子力発電所に対してメンテナンス、点検、燃料再装荷を含む予防保全サービスを提供

【米国ノースカロライナ州ウィルミントン 2011年8月29日】GE日立ニュークリア・エナジー(GEH)は、本日、イリノイ州を本拠地とするエクセロン・ニュークリアから、同社がイリノイ州、ペンシルバニア州、ニュージャージー州で運営する原子力発電所の包括予防保全契約を約1億5,000万ドルで契約しました。

GEHは、米国最大の原子力発電事業者であるエクセロン向けにGEが設計し、7ヶ所の原子力発電所合計12基を納入している沸騰水型原子炉(BWR)に対して長年にわたりサポートを行っています。

GEHは、本契約に基づき、2015年春の運転停止期間まで、燃料交換フロアや原子炉下部での作業のサポートや点検などの予防保全サービスを提供します。また、GEHは、引き続き最新技術を活用することで、作業員の被ばく量低減、安全性向上、プラントの性能向上に努めます。

エクセロン・ニュークリアの最高原子力事業責任者であるマイケル・パシリオは、「GEHとアライアンスパートナーとして仕事ができ嬉しく思います。今後、GEHと共にプラントの予防保全を安全に遂行していきます。」と述べました。

GEHの原子力サービス担当上級副社長であるケビン・ラガッセは、「今回、エクセロン・ニュークリアがBWRの定期検査期間を短縮することで運転コストの低減を実現するための支援ができることとなり大変光栄です。我々は最適な技術を採用し、エクセロンの規制、メンテナンス、コストなどに関する要求に応えていきます。」と述べました。

今回の予防保全契約はエクセロン・ニュークリアの全てのBWRが対象となります。

  • クリントン原子力発電所(イリノイ州クリントン) 1基
  • ドレスデン原子力発電所(イリノイ州モリス) 2基
  • ラサール原子力発電所(イリノイ州マルセイユ) 2基
  • クアド・シティーズ原子力発電所(イリノイ州コルドバ) 2基
  • ピーチボトム原子力発電所(ペンシルバニア州デルタ) 2基
  • リメリック原子力発電所(ペンシルバニア州ポッツタウン) 2基
  • オイスタークリーク原子力発電所(ニュージャージー州フォークトリバー) 1基

エクセロン・ニュークリアについて

エクセロン・ニュークリアは、イリノイ州ウォーレンビルに本拠地を置くエクセロンの事業部門であり、米国内で最大、世界で第3位の原子力事業者です。エクセロンが所有する10ヶ所の原子力発電所(計17基)は、米国における原子力発電量の約20%を占め、2009年には計1億3,130万MWh(メガワットアワー)を供給しています。2009年の稼働率は93.6%であり、7年間連続で93%を上回っています。

GE日立ニュークリア・エナジーについて

米国ノースカロライナ州ウィルミントンに拠点を置くGE日立ニュークリア・エナジー(GEH)は、改良型原子炉および原子炉関連のサービスを提供する世界有数の企業です。GEHは、2007年6月に、GEと日立製作所の原子力分野の事業提携により設立されました。原子力分野における新たな提携関係の締結により、GEと日立製作所は統一された戦略的なビジョンを掲げ、より広範なソリューションポートフォリオを提供するとともに、原子炉の新設や原子力関連サービスを提供する機会を拡大します。この提携関係は、世界中のお客さまに原子炉の稼働率、出力、および安全性の向上を実現するために必要な技術的リーダーシップを提供します。

報道機関お問い合わせ先

Michael Tetuan
GE Hitachi Nuclear Energy
+1 910 819 7055
michael.tetuan@ge.com

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Masto Public Relations
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tom.murnane@mastopr.com
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