ホライズン社、取締役人事を発表

2014年10月10日
ホライズン・ニュークリア・パワー社

ホライズン・ニュークリア・パワー社(以下、ホライズン社)は、新任取締役3人を発表しました。

欧州投資銀行非常勤執行役員専門家およびアングリアン・ウォーター・グループ社外取締役であるティモシー・ストーン氏と、株式会社日立製作所顧問および日立GEニュークリア・エナジー株式会社取締役会長である谷垣勝秀氏、株式会社日立製作所執行役常務 電力システムグループ電力システム社社長である長澤克己氏の3氏が、ホライズン社の社外取締役となりました。

この3名の新しい社外取締役は、日立欧州原子力事業責任者である羽生正治氏、日立ヨーロッパ社取締役副会長であるスティーブン・ゴマーソール氏、ブルース・パワー社社長兼CEOであるダンカン・ホーソーン氏、日立ヨーロッパ社原子力事業グループ財務部本部長であるリー・サンフン氏で構成される取締役会に加わります。長澤氏は日立製作所執行役副社長 電力システムグループ長兼インフラシステムグループ長である石塚達郎氏の後任となります。

ホライズン社取締役会長である羽生正治氏は次のように述べています。「この有能な3名を取締役会に迎えることはホライズン社にとって大変有意義なことであり、今後、共にこの極めて重要なプロジェクトに臨むことを楽しみにしております。新取締役の方々は英国および日本の原子力分野における豊富な専門知識と経験を持っており、ホライズン社が今後も成長し、前進を遂げていく上で重要な指導力を発揮していただけるものと確信しております。」

今回の取締役人事は、ホライズン社がウィルヴァ・ニューウィッドでの発電所新設に向けた10週間にわたるパブリック・コンサルテーションの実施中に発表されました。このコンサルテーションは、計画立案プロセスにおける最初の重要な段階であり、住民がホライズン社のウィルヴァ・ニューウィッド発電所新設計画について詳しく知ることができる最初の機会でもあります。コンサルテーションの詳細については、(www.horizonnuclearpower.com/consultation)でご覧になれます。

補足情報

  • ティモシー・ストーン氏は、現在は欧州投資銀行非常勤執行役員専門家およびアングリアン・ウォーター・グループ社外取締役です。ストーン氏は各国政府およびグローバルな原子力事業者に対し、原子力計画の策定に関する助言を行っています。2013 年3月まで、ストーン氏は英国エネルギー・気候変動省の原子力開発担当上席専門官および英国エネルギー・気候変動大臣付上級アドバイザーを務めていました。
  • 谷垣勝秀氏は1975年に株式会社日立製作所に入社し、現在は株式会社日立製作所顧問および日立GEニュークリア・エナジー株式会社取締役会長です。2014 年3月まで、谷垣氏は株式会社日立製作所の代表執行役執行役専務 CMO兼営業統括本部長を務めていました。
  • 長澤克己氏は1980 年に株式会社日立製作所に入社し、現在は株式会社日立製作所執行役常務 電力システムグループ電力システム社社長です。2012年4月から2014年3月まで、長澤氏は 電力システム社日立事業所長を務めていました。

ホライズン・ニュークリア・パワー社について

ホライズン社は、英国内における新たな原子力発電所の建設を目的として2009年に設立され、2012年11月に日立製作所により買収されました。5,400MW級以上の原子力発電所をアングルシー島のウィルヴァとサウスグロスターシャー州オールドベリー・オン・セヴァーンに新設予定です。その建設段階では約4,000人(短期的には最大8,500人)、また発電所の運転開始以降は、サイト毎に、最大1,000人程度の雇用を創出することが見込まれています。

ホライズン社の詳細については、ウェブサイト(www.horizonnuclearpower.com)をご覧ください。

以上