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ホライズン社がバンゴア大学と共同研究に関する覚書に調印
2015年1月27日
ホライズン・ニュークリア・パワー社(以下、ホライズン社)とバンゴア大学は、両者で進めて来た協業関係をより深化させるために、共同研究に関する覚書に調印しました。
両者はこれまで、定期的に協議を重ね、ホライズン社はバンゴア大学のスキルとノウハウに対する理解を深め、一方、バンゴア大学は、研究支援と各種学科の優秀な卒業生を必要とするホライズン社のニーズを把握することができました。
その結果、ホライズン社は、ウェールズにおける大学では初となる今回の覚書に調印し、北ウェールズのウィルヴァ・ニューウィッド原子力発電所の新規建設計画において両者で協力していくこととなりました。
この覚書により、両者はより緊密かつオープンに協力し、以下について協業の機会を検討していくこととなります。
- ホライズン社における卒業生の雇用や、北ウェールズ地域における卒業生の長期雇用に関する検討
- バンゴア大学が実施する関連分野の研究への協力と支援(研究施設準備段階の協力を含む)
- 特に科学、技術、工学、数学(STEM)分野の啓発を主たる目的とした、学生の募集における協力
ホライズン社COOのアラン・レイマント(Alan Raymant)氏は次のように述べています。「今回の合意は、北ウェールズにおける人材のスキル開発や訓練の機会を提供し、この地域の若者のために長期的な雇用機会をつくるという我々の継続的な活動を促進するものです。」
「ウィルヴァ・ニューウィッドのプロジェクトを進めるにあたり、バンゴア大学と協業し、同大学が長年にわたり培ってきた先端の研究開発設備とノウハウを活かせることを楽しみにしています。」
バンゴア大学の副総長、ジョン・G・ヒューズ(John G. Hughes)教授は次のように述べています。「今後何十年も稼働する施設を作るため、ウィルヴァ・ニューウィッドに莫大な投資を続けているホライズン社と今回の覚書を調印できたことは、両者にとり大きな意味を持つものです。」
「両者の利益のみならず、今後何年にもわたり地域経済に利益をもたらすことに繋がる今回の協力体制を整えられたことを嬉しく思います。」
ホライズン・ニュークリア・パワー社について
ホライズン社は、英国内における新たな原子力発電所の建設を目的として2009年に設立され、2012年11月に日立製作所により買収されました。5,400MW級以上の原子力発電所をアングルシー島のウィルヴァとサウスグロスターシャー州オールドベリー・オン・セヴァーンに新設予定です。
以上